重度障害児のための最新デジタルツール講習会&体験

第3回HCKプロジェクトについて
昨年からスタートいたしましたHCKプロジェクトも、皆様のおかげをもちまして早くも第3回を開催することになりました。 HCKプロジェクトでは、重度障害児のための最新デジタルツールの活用例や実践について専門家による講演や、参加型プログラムなどを提供しています。
第1回は芦屋市の木口記念会館で、第2回は茨木市の藍野大学で、延べ200人の方々にご参加いただき、盛況のうちに開催することができました。 あらためまして皆様のお力添え、ご協力に深く感謝申し上げます。 折しも第3回の企画を始めた頃に、新型コロナウィルスにより、厳しい社会的制限を受けることになりました。 ご参加くださる皆さまの安全を第一に、また重度障害の子どもたちを感染から守るために、中止にすべきか否かの決断をせまられました。そして苦肉の策として、場所をオンラインにうつしHCKプロジェクトを予定通りの日程で、開催することに決めました。イベントに先立ち、オンライン学習会を何度か開催しましたが毎回たくさんの参加者があり、zoomの画面には、ケアーを受けながら楽しく過ごす子どもたちの姿があふれました。 苦肉の策で選んだはずのオンライン開催でしたが、重度障害があり外出困難な子どもとその家族にとっては、家から、あるいは入所先から、入院中の病床から、全国どこからでもオンラインなら参加でき、移動にともなう様々なリスクやストレスを軽減できることをあらためて実感し、オンライン開催のメリットを知ることができました。 今後新型ウィルスに対しての安全が確保されるようになったとしても、オン/オフライン、ハイブリッド開催を実施し、どんな身体状況の子どもたちでも参加できるシステムを構築していきたいと思います。
また、スイッチ作りやiPad活用術などのオンラインワークショップはこれからも随時開催する予定です。
重度障害の子どもたちが自分の意思をボタンひとつで表明し、学びや遊びの機会を身体が自由になる子どもたちとなんら変わらずに得られるようにしたい!全ての子どもに学びや遊びの平等な機会を! ぜひ、私たちの活動にこれからもご支援を賜りますようよろしくお願いします!
HCKプロジェクトとは?
ヘビーキャラクターキッズの頭文字。
ヘビー(H)=重度 キャラクター(C)=障害 キッズ(K)=子どもたち
従来の重度障害のイメージを払拭すべく、また重度障害がどんな状態なのかをまだ知らない人たちに向けて、楽しくおもしろくパンクでロックなメッセージを発信し、「できる、わかる」とともにクリエイトしていきます!
11月7日(土) zoomオンライン
開始10時~16時30分
参加費 500円~
HCKオリジナルグッズ付きチケットも数量限定でご用意いたしております!
追加情報!!
☆午後の部で、講師陣の個別相談枠をご用意致します!
☆EyeMoT塗り絵大会の参加者を募集致します!
どちらも人数限定ですが、詳細が決まり次第予約受付を案内いたいします。

午前の部 講習会
講師
伊藤史人氏
ポランの広場
島根大学総合理工学研究科機械・電気電子工学領域 助教
NPO法人さくら会 理事
NPO ICT救助隊
一般社団法人できわかクリエイターズ 理事
福島 勇氏
Sam’s e-AT Lab
福岡市立今津特別支援学校 教諭
引地晶久氏
Facebook
社会福祉法人 島根整肢学園 西部島根医療福祉センター 作業療法士
一般社団法人できわかクリエイターズ 代表理事
中島 勝幸氏
Facebook
株式会社ユニコーン 代表取締役社長
テクノロジーと福祉の融合 miyasuku
一般社団法人できわかクリエイターズ 監事
午後の部(13時10分~)
午後の部はZoomのメインルームルームとブレイクアウトルームをご用意します。メインルームとブレイクアウトルームは、どちらのお部屋も行き来が自由となっています。ログインなど必要なく、メインルームから移動することが可能です。
個別相談につきましては、別のzoomのお部屋で行います。
○EyeMoT対戦塗り絵(メインルーム)
視線入力で塗り絵対戦をします。
○オンラインマリオカート(メインルーム)
それぞれの身体状態に応じたスイッチや視線入力を使って、任天堂Switchのマリオカートをプレイします
○廣瀬元紀氏のお話し(メインルーム)
脳性麻痺の息子さんのための「ものづくり」をきっかけに、様々な子どもたちが楽しめるよう工夫をこらした手作りおもちゃの開発に取り組む2児のエンジニアパパ。当日も大人もつい遊びたくなる手作りおもちゃなどの紹介をしていただきます!
○VR部屋(ブレイクアウト)
clusterというスマホからでもログインできるVR(仮想空間)をみんなで楽しみませんか?あの黒い白衣の人がアバターで参加します!お楽しみに!
○講師陣フリートーク&質疑応答時間(メインルーム)
~閉会~ (メインルーム)
※昼休憩時間は、zoomは繋げたままにしてあり、入退室は自由とさせていただきますが、カメラマイクオフで離席していただきますようご協力をお願いします(退室されますと承認が必要となり、入室にお時間をいただく可能性がありますことをご了承ください)
※プログラム進行の時間は前後することがあります。
※進行上、記載にはない休憩時間を取ることがあります。
この度の第3回HCKプロジェクトは「笹川保健財団」の助成金をいただき開催いたします。
主催
一般社団法人できわかクリエイターズ
一般社団法人こどもエンターテインメント
※予約開始はは10月17日(土)17時です!
参加したいのですが、申し込み方法を教えて下さい
いいねいいね: 1人