2022年はみなさまのおかげで、無事に終えることができました。ありがとうございました。今年もたくさんの「できる」、「わかる」、をできわかクリエイターズでお手伝いできると嬉しいです。
できわかクリエイターズでは、重度障害児者の意思表示を実現するために、スイッチ等の入力機器、ipad、視線入力を使ってコミュニケーションや意思表示の手段として支援する活動をしています。
主に、研修会や体験会、自宅や学校、施設、病院など、呼ばれる所には何処にでも直接支援に行く事業をしています。
そんな中見えてきたのは、多くの支援者が保護者であり、ご家族が奮闘しているケースが大半であります。24時間のケアに加え、障害や病気の家族の一歩踏み出した活動をすることは、かなりのパワーが必要となります。
家族が削る時間もない時間を削って、病気や障害の家族のために必死に何かできないかと私たちの所へ相談にこられます。
「周りに機器活用をしている人がいない」
「機器活用の支援をしてくれる支援者がいない」
「そもそもうちの子には使えないと言われた」
「何もわかっていない子にしても意味がないと言われた」
と、機器活用を知らない支援者の言葉によって、その子の機会が喪失されています。そこで諦めた家族もたくさんいるのではないでしょうか。
事実として、重度障害児者の数は健康な人よりも少なく、地域にも数えるほどしかいません。しかし、テクノロジーの進歩により私たちは、遠くの人とすぐにコミュニケーションを取ることが可能であり、情報も得ることができる時代になっています。
そのおかげで、近くに同じような状況の人がいなくとも、全国各地に同じような状況の家族たちが繋がり、病気や障害のある家族の社会参加のために、各地で活動をしています。

今回私たちが参加するクラウドファンディングは、全国で活動する団体と連携し、重度障害児が視線入力で最も活用しているEyeMoTの認知度を上げ、EyeMoTの活用と支援者を増やすことで、重度障害児者が「わからない」、「できない」と判断されないこと。学びや社会参加を奪われることのないようにしたいのです。

詳しくはできわかクリエイターズ理事でもある島根大学の伊藤史人氏のページからご覧いただけます。
クラウドファンディング開始は2023年1月23日です。
みなさまの応援、よろしくお願いいたします。
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